バイオ

バイオについて

バイオのQ&A

クローン牛の作り方は?

それでは、バイオテクノロジーのクローン技術を使うことによって生まれるクローン牛はどのようにして作られるのでしょうか。方法としては、ドナー細胞として用いる細胞の種類によって、2つに分かれてきます。

まずひとつは、受精後発生初期の胚の細胞を使う方法で、これは受精卵クローン技術と呼ばれています。もうひとつは、筋肉や皮膚といった体細胞を使う方法になります。このような方法については、体細胞クローン技術と呼ばれています。

まず、受精卵クローン技術についてですが、これは受精後5日から6日目の細胞分裂が進んだ状態の受精卵をひとつの細胞に分けることから始まります。この細胞の一つ一つをそれぞれレシピエント卵子へ核移植、細胞融合することによって培養します。

その後、仮の親牛に受胎させることによって、クローンである牛を作成します。このようにして生まれた牛は、全て遺伝的に同一なものになります。もうひとつの体細胞クローン技術についてですが、クローンとして作り出したい牛の皮膚、または筋肉といった体細胞を培養することでドナー細胞とします。

この後は、レシピエント卵子への核移植を行うなど、上記とほぼ同じ方法でクローン牛を作成します。こうして生まれた個体同士は、やはり同じ遺伝子の組み合わせを持ったクローンとして誕生するのです。この技術を使うことによって、1996年にイギリスにおいて、初めてのクローン牛が誕生しました。日本でも、1998年に、クローン牛の誕生に成功しています。

スポンサードリンク

Copyright (C) バイオの力 All Rights Reserved  プライバシーポリシー | お問合わせ