
植物や動物は、多くの細胞から構成されています。例えば、植物細胞の場合、四角形の形をしていて中心に核、さらにその中には染色体が あります。この染色体には、細胞分裂の情報であったり、精子と卵子によって受精卵が作られたりするときに受け継がれる遺伝子情報が詰まっています。
この遺伝情報の実体のことを遺伝子と言うわけで、DNAという物 質でできています。DNAは、デオキシリボースという糖と、リン酸と塩基が結合した構成単位が鎖のように多数繋がって出来ています。この構成単位をヌクレオチドと呼んでいます。
DNAは、この鎖をらせん状に巻いた形をしています。DNAは塩基によって構成されているのですが、この塩基の並び方が、どのようなたんぱく質を作り出すのかという設計図のような役割を果たしています。これについては、あらゆる生物で共通のものになっています。
実際に体内の中でさまざまな働きをするのは、DNAではなくあくまでもそれによって作られたたんぱく質です。遺伝子組み換えの安全評価においては、導入遺伝子の産物とされるたんぱく質の安全性を評価することが重要なひとつのポイントになっています。
DNAという言葉については、聞いたことがあるという人は多いと思いますが、人間の身体の中にあって、人間のあらゆる部分を構成するものであるということはそこまで詳しくは知られていないというのが現状でしょう。こういったものは、医療にも応用数することが出来ますので、今後の研究に期待したいところですね。
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